【生産者の愛情たっぷり】柑橘の女王「せとか」・長友みかん農園

お取り寄せ

今回ご紹介するのは、宮崎市清武町で「せとか」を生産している”長友みかん農園”さんです。
せとかは、みかんの一種で柑橘の女王みかんの大トロと呼ばれています。
とてもジューシーで甘く、皮が薄いのが特徴なんだとか!
せとかの詳しい説明は下のHPをご覧ください。

果実は250g程度でマンダリンタイプとしては比較的大玉です、糖度が高く食味良好の柑橘です。果皮は橙色から濃橙色、果面はなめらかで美しく、外皮も薄く浮き皮もなく締まっています。せとかの熟期は2月。施設栽培されている晩生カンキツ「アンコール」、「マーコット」に比べ早熟で、無核であるためこれら2品種に替わる品種として期待されています。

せとか | みかん大事典 – のま果樹園 https://www.kajuen.co.jp › introduction › item14

今回は長友みかん農園3代目の長友さんにハウスの中を実際に見学させていただき、せとかや農園のお話をお聞きしました。

農園について

せとかの木がぎっしり並んでいる。

こちらがせとかを栽培しているハウスです。
ハウスの外からもたくさんのせとかを見ることが出来ました。
このハウス1棟の大きさがとても大きく、せとかの本数も多いのにこの場所を長友さん1人で管理していると聞いてびっくり!

こちらはハウスの中の様子です。
気になった方もいらっしゃると思いますが、このピンクのネットは日除けとして使用しています。
せとかがまだ小さい時から、太陽に直接当たりそうなものには1個ずつこのネットを被せるそうです。
このネットは伸縮性があるため、せとかの成長を妨げることはありません。
日焼けをすると見た目も悪くなったり、身が硬くなってしまうそうです。
この一手間で見た目も味も美味しくなるそうで、このようなこだわりが長友さんの栽培にはいっぱい詰め込まれています。

”せとか”を生産するに至った経緯

元々は長友さんの祖父が山でみかんを栽培していました。
しかし「オレンジの輸入自由化」により、みかんを売るのが厳しい状態になったため、長友さんの父が平地で露地みかんを作り始め、新しくビニールハウスを立てて、野菜を作り生活していました。
それから数年後、長友さんの農地周辺の山を平らにして分散していた農家さんたちの土地を各々1か所に集約しようという国の事業があり、そこから今の状態になったそうです。
そこから少しずつビニールハウスを増やして、そこで野菜や花を栽培していました。

そして最終的にビニールハウスが30棟になったタイミングで、長友さんの父はきゅうりとトマトを隔年ごとに生産していました。
しかしきゅうりは人の手や手間がとてもかかり体力的にも大変らしく、高齢になってきた長友さんの両親が体力の使わない作物はないかと探していたときに、たまたま見ていたテレビでせとかが紹介されていました。
その時のせとかがとても美味しそうで、ゲストの人も大絶賛していたのを見て、せとかを作ろうと思ったのがきっかけだそうです。

長友さん自身は元々サラリーマンでした。
長友さんは長男なのでいずれは農家を継ごうと思っていたらしいのですが、5年前に父親が2回目の脳梗塞を煩い、このタイミングで農家を継ぐことを決断し、赴任していた北海道から宮崎に帰ってきたそうです。
栽培は未経験だったため、最初は父親の見様見真似からのスタートでした。
3年目くらいから1人で栽培し始めたそうで、今でも試行錯誤中だとおっしゃっていました。

いざ、ご対面!

インタビューした際はまだせとかの収穫時期ではなかったので写真だけ撮影させていただきました。
まずとてもオレンジが色が綺麗で艶々としています。
この時点(12月後半)でとても色が綺麗なのですが、これからまだ濃いオレンジになり形も楕円形っぽくなると長友さんはおっしゃっていました。
せとかの収穫時期は3月中旬から4月中旬の本当に短い期間で、この時期は糖度を見ながら手作業での収穫と販売を同時に行うので、この春の1ヶ月が本当に忙しいそうです。
アルバイトの方の力も借りながら、収穫作業や拭き上げ作業、梱包、販売を一気に行っています。
その中でも、箱詰め前の拭き上げ作業はとても大事な工程らしく、1個ずつ丁寧に拭き上げることでよりツヤが出て、見た目も綺麗なせとかに仕上がるそうです。
味も見た目にもとてもこだわっている長友みかん農園のせとか、今から食べたくてウズウズしています!


ここで気になったのは、せとかの収穫時期を過ぎてからは長友さんはどんな作業をしているのか。
尋ねてみると、せとかの剪定や雑草の除去など、せとかの管理を行っているそうです。
収穫が終わって芽がきゅーっとの伸びたタイミングで剪定を始めます。
剪定をしないときちんと光が芽に当たらないそうで、翌年の花のつき方が全然違うそうです。
それを1本1本行っているそうです。
せとかの木は800本あるみたいで、、とても大変な作業だということが分かります。


以前はせとかの収穫時期以外はきゅうりなどの他の野菜などを生産していました。
しかしきゅうりはとても手間がかかるそうで、せとかを疎かにしないように今年度からはせとかに特化して、たくさん愛情を注いでいます。
そんなせとかに対して心がけている事は、有機肥料を使用して、化学肥料を使用しないとのこと。
長友さんは、環境負荷を与えないような農業をしたいとおっしゃっていました。

加工品も充実!

長友みかん農園さんではせとかだけでなく、せとかの加工品もとても充実しています!
ジュースやゼリー、コンフィチュール、ドライフルーツなど贈り物や自分へのご褒美におすすめの商品がたくさんあります。
パッケージもとてもおしゃれなのでSNS映えすること間違いなしです!

せとかジュース 100%生絞り 皮も加えたほのかな苦みが上品さを引き立ててます!! https://www.nagatomonouen.com/item/setoka-juce_copy/


私のおすすめはせとかジュースです。
100%生搾りジュースになっていて、皮も少し入っているので甘さと酸味とちょっとした苦味のバランスがちょうど良く、とっても美味しいです。
せとかジュースを買うのを目的に毎回イベントやマルシェに行っているくらい大好きです。
せとかの加工品はネット販売もありますが、長友さん自身がイベントやマルシェ参加して販売も行っています!
宮崎に住んでいる方で気になる方は、是非足を運んでみてくださいね!
宮交シティで開催している”宮崎ファーマーズマルシェ”や宮崎市の一番街で開催している”街市”などに参加されています。

インタビューを通して

せとかに愛情を注いでより良いせとかを皆さんに提供したい、という長友さんの思いがひしひしと伝わってきました。
父親が今まで育ててきたせとかや大切にしてきた農園を守るために、農家になると決断して試行錯誤しながら努力している長友さんのお姿はとても素敵で、自分も家族のことを考えるきっかけになりました。

この看板が目印

収穫時期の3月からは、せとかの農園で直売所も行っています!
私も3月になったらすぐに買いに行く予定です!
時期が限られているので、この記事を読んで気になった方は是非足を運んでみてくださいね。

長友みかん農園の詳細

【公式HP】

cozy farm|柑橘の女王”せとか”を皆様の元へお届け
宮崎県宮崎市にあるみかん農園「COZY farm」のホームページをご覧いただき有難うございます。当農園では”せとか”を栽培しており、妥協なくこだわって栽培したせとかやジュース、ドライフルーツ、ジャムなどの加工品の販売も行っております。

【通販サイト】

●長友みかん農園公式サイト(せとか)
 https://www.nagatomonouen.com/category/19/
●長友みかん農園公式サイト(せとか加工品)
 https://www.nagatomonouen.com/category/25/
●Yahoo! JAPAN ショッピング
 https://store.shopping.yahoo.co.jp/nagatomomikannouen/

【公式SNS】

Instagram@nagatomasetoka
Facebook長友 亨治【長友みかん農園】

コメント

タイトルとURLをコピーしました